小枝の葉陰にひっそりと休む蝶々の優しい羽根や、白とグリーンが緩やかに混ざった自然豊かなビンテージの感覚にインスピレーションを得てデザインされたこのウェディング・セッティングは、イタリアのぶどう畑に集まった人々の詩的な雰囲気を彷彿とさせます。
今月初めに、ジタのフラワーアカデミーの1週間上級ウェディング・デザイン・マスタークラスに登録したユンキュン・リーが制作しました。彼女は、ジタのユニークなスタイルを全て学び取り、ブーケの技術を完成させたいと意欲的でした。特に、創作的な思考をまとめるプロセスをより洗練させ、デザインをする上で新しい独創的なアプローチを習得することを目指しました。
「ユンキュンのコンセプトは大変気に入りました。彼女の最初の少々強烈すぎるアイデアを、思い切って調整したのはよかったと思います。そのお陰で、繊細でオリジナルな作品ができました。彼女は、心の奥からインスピレーションを引き出します。最終的なインスタレーションは素晴らしいものになりました。ユンキュンとの作業はとても楽しかったです。素晴らしい女性です。また近いうちにお会いしたいです」 - ジタ・エルツェ、2019年6月
ユンキュンが彼女の微妙な色合いの作品のために選んだのは、シャクヤク、バラ、コケと、たくさんの小さな野の花でした。それらに、特徴的な強い色を加えました。彼女は、インスピレーションの新しい源を活用する方法など、授業で身に着けた技術を、ウェディング・フローリストとしての仕事に取り入れていくつもりです。彼女のインスタグラムもご参照ください。
上級ウェディング・デザイン・マスタークラスなど、ジタ・エルツェ・フラワー・アカデミーについては、こちらをご覧ください。
Photography © Fiona Caroline Photography