ジタは今年もドーチェスター・ホテルで開かれたインドとネオ南アジア・ファッションのアーシュニ+Coの第5回ウェディング・ショーに参加しました。
ジタの荘厳な最新デザインは、デラックスホテルのボールルームに、落ち着きのある独特の雰囲気を作り出しました。ホテルの歴史的なパステルカラーとゴールドの内装をバックに、グリーンをふんだんに使い、ピンク、モーブ、パープルでアクセントをつけた絵画のような仕上がりになりました。
中央の水辺には白いカーペットを引いた2つの橋が架かり、その周りを取り囲むようにオートクチュールのドレスと、ジタ特有のフラワーアレンジメントが並びました。
池の中央に飾られた、マニッシュ・マニホトラの唯一の作品は、魅力的なクモの巣模様がくっきりと浮かび上がった裾を暗い水面にたらし、高貴でソフトなフォーカルポイントになっていました。水面には空中を舞う彫刻のような樹々が映し出されています。
他にも、ジャヤンティ・レディ、アミット・アガルワル、アブヒナブ・ミシュラらの豪華なドレスが、ジタの優美なウェディング・フラワー・デザインの間を、輝くような艶やかさをまき散らしながらそのエレガントさを競っていました。
メイクとヘヤの達人アンブリーンの手で美しくメイクアップされたモデルが身に着けたのは、ゴウラブ・グプタによる、おとぎ話に出てくるようなガウンです。そのそばでは、ジタの洗練されたフローラル・ファンタジーが足元の雪のように白い小石をバックに、レースのような花びらと様々のテクスチャーの樹々で、非常にデリケートな風合いの色合いを引き立たせていました。
ジタは、マニッシュ・マニホトラと他の数人のデザイナーのスタンドを受け持ちました。クリシャンティの清楚で美味しいケーキを飾ったスイーツ・テーブルも人気の的でした。
ご協力いただいた、アーシュニ・シャーと彼女のチーム、クリシャンティ・アルミット、そしてジタ・エルツェ・フラワー・アカデミーの生徒さん達、ユンキ・リー、テイラー・リー、サリナ・マ、イエオン・ギュ・キムに感謝いたします。
Photography © Julian Winslow